安部さんよ。
貴男の景気対策は、日本中に広がり再生日本を目指した物ではなかったのか。
大部分は一定の企業に集中し、どう考えても納得のいかない金の配り方だった。
日本の経済を根底から支えている弱中小企業は自分の血をすすって生きている。
しかしそれも限りがある。そして死んでゆく企業。
希望を持たせ“もう少し頑張ればきっと良くなる”中小企業経営者のわずかな希望も完全に打ち砕いた。
東北の震災の支援金、義援金の使い道を初めて知った我々は、唯々驚くばかりであった。
涙を流しながら募金に行った我々を、とうとう裏切りという形で終ろうとしている。
政治家という生き物は便利である。口で公約を吐いても結果が出る頃には不思議と病気になる。そして、名誉ある退陣。
日本では大きな裏切りを受けても民衆の怒りのデモもない。
報道関係は銀座のど真ん中で、政治家の不正に対しても“やめて欲しいですね”“困ったことですね”位しか喋らない人達をチョイスしてインタビュー。
もっと東京・大阪の下町の人達の声を聞いてみろ、本音が聞けるから。
報道関係の皆さん、大本営発表の時と同じ事をやっていないか。
軍部の圧力、そしていま政治の圧力に屈しているような気がしてならない。
安部さん、外国へ行く前に下町へ行け。真の声を聞くべきだ。
今起きているブラジルのデモが日本に起きないうちに。