海水の塩分濃度はどれくらいあるのでしょうか。また、場所によって、塩分濃度は違うものなのでしょうか。誰でも一度は、海水をなめたことがあると思いますが、とても飲めたものではないですよね。ということは、かなりの塩分濃度のような気がしますよね。さて、一体、どうなっているのか、海水の塩分濃度について探っていきましょう。
海水のしょっぱさは、みなさん、海に行った時に一度は体験したことがあるのではないかと思います。海水の塩分濃度ってどれくらいあるのかご存知ですか?結構しょっぱいですよね、海水って。海で泳いでいて、口の中に入ったら、思わず吐き出してしまうくらいですから、相当塩分濃度が高いような気がしませんか。海水の塩分濃度の表し方は、海水1キログラムに溶けている塩分が何グラムなのかを千分率、パーミルで表します。実際、どれくらいの塩分濃度なのかというと、約35パーミルなのだそうです。どうですか?予想よりも高かったですか、それとも低かったですか?実は、海水の塩分濃度は、地域によって、若干の差があるのです。太平洋や南インド洋では、35パーミルよりも少し低い濃度で、、大西洋や北インド洋では、35パーミルよりも少し高い濃度となっています。不思議ですよね、世界中の海はひとつに繋がっているはずなのに、地域によって違うなんて。なぜ、このように地域によって違うのかというと、それは、水分の蒸発する量や河川から海に流入する水の量、降水量などの諸条件によって変わってきます。そして、その結果が、先に述べたような違いとなって表れるということなのです。
世界で最も海水の塩分濃度の高いところは、どこだかご存知でしょうか?答えは、死海です。一度は耳にしたこともあるかと思いますが、海は海でも太平洋や大西洋などとは、ちょっと違います。アラビア半島の北西部、イスラエルとヨルダンの間にあります。実は、死海もはるか昔の白亜紀以前は、いわゆる海だったといわれています。それが、地形の変化により現在のようになったのだそうです。よく、死海に浮かんだ状態で、本を読んでいる姿などをテレビや写真などで見かけますよね。さて、人が浮かんだ状態で、本が読めるほどの海水の塩分濃度は、一体、どれくらいあるのでしょうか。何と、約300パーミルもあるんです。太平洋や大西洋などの海水が約35パーミルですから、その8倍から9倍くらいもの塩分濃度があるということですね。これじゃ、魚もすめないわけです。まさに死海の名にふさわしいですよね。ところで、最近、地球の温暖化が問題になっていますが、海水の塩分濃度に異変が生じているというのです。場所は、北極付近の北大西洋地域なのですが、この50年で、2パーミルほど下がっているというのです。この塩分濃度の低下はの原因は、地球温暖化によって、北極やグリーンランドの氷が解けたり、降雨量が増えたことではないかとみられています。地球温暖化の影響は、いろんなところに出ているようですね。
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